みらいゲート秋葉原に来た当初は表情も硬かったり、顔色もすぐれなかったりした子たちが、ここでの活動を通して、笑顔を見せてくれるようになったり、たくさん会話もしてくれるようになったりします。職員も含めてみんなでドッジボールなどをするのですが、顔を真っ赤にして楽しんでいる最中にお母さんがお迎えに来られたことがあり、「こんなに生き生きとした表情を見たのは久しぶりです」と感激されたときはうれしかったですね。ほかにも、こま回しやけん玉などの昔遊びは、ここに来るまではやったことがなかったというお子さまも多いのですが、朝の時点ではまったくできなかったのに、がんばり続けることで、お迎えが来る夕方にはけん玉ができるようになった子もいました。私たちが「がんばって!」と言い続けたわけではなく、その子がもともと持っていた“努力する力”が引き出されたのだと思います。一つのことができるようになることで、自信がつき笑顔に変わっていく姿を目の前で見られることは、大きな喜びですね。余談ですが、うちの職員もみんなすごくけん玉が上手になりました。