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該当文章 フリースクールインタビュー企画！ 今回は東京都でフリースクールを開催している「のびーくフリースクール」について、設立から今に至るまでのお話を聞いてみました。<h2>まずは自己紹介をお願いします</h2>こんにちは！<br /> <br /> <a href="https://fs.nobiiku.com/"><span style="color: #ff9900">のびーくフリースクール</span></a>・代表の東美希（あずまみき）です。<br /> <br /> 子どもと遊ぶことが大好きで、学生時代は夏休みにキャンプリーダーをしたり、保育園でアルバイトをしたりしていました。<br /> <br /> 教員免許も取得しましたが、教壇に立って勉強を教えるよりも、ひとりひとりとじっくり向き合いたいと思っていました。卒業後は、公設の「自然の家」に住み込んで、１年中、子どもたちとキャンプをしていたこともあります。<br /> <br /> この頃「フリースクール」とも出会い、「自由な学び」に惹かれて、国内外のフリースクールを訪問しました。不登校経験者の若者が自分のコトバで語る姿に感銘を受けたり、フリースクールを選んだ子どもたちのいきいきとした姿に胸を打たれたりしました。<br /> <br /> そして、子どもたちが<strong>学び方を選択できる社会</strong>にしていきたいと思うようになりました。<br /> <br /> やがて、勉強が苦手な子どもたちとの出会いから、それぞれのペースに合わせて教えることのおもしろさを知って<a href="https://manabiya.nobiiku.com/"><span style="color: #339966">個別指導教室</span></a>を始めたのですが、その後、だれもが自分らしく学べるように、勉強以外でも子どもたちの学びを応援していくために、<strong>フリースクール</strong>を開設しました。<h2>のびーくフリースクールはどのようなフリースクールですか</h2><strong>ひとりひとりを大切に</strong>、子どもたちとともに<strong>活動を創る</strong>、少人数のフリースクールです。<br /> <br /> 学校に行かなくても<strong>幅広くいろいろな体験</strong>ができ、興味や関心を広げていけるよう、毎日、活動プログラムがあります。アート、音楽、実験、国際理解、クッキング、スポーツなど、様々なゲストティーチャーをお招きし、体験活動を行っています。<br /> <br /> 単なる体験で終わらせず、「自分たちの活動」として創り上げていくことを大事にしています。子どもたちから出るアイデアをいかし、<strong>「やりたい」</strong>を実現しています。「やりたいから参加する」ので、<span style="color: #ff0000"><strong>ワクワク</strong></span>が生まれます。<br /> <br /> <strong>毎日の笑顔</strong>こそが、子どもたちの自信につながり、<strong>次のチャレンジ</strong>に向かう力になると考えています。<h2>フリースクールを設立しようと思ったきっかけを教えてください</h2><strong>「学校が苦手」</strong>というお子さんに、たくさん出会ってきました。つきあっていく中で、学校が合わないだけで、環境を変えたらいきいきと過ごせるということを実感しました。<br /> <br /> だとすれば、<strong>悩んでいるのはもったいない！</strong><br /> <br /> 学校に行かないことを責めるのでなく、行かない代わりにもっと充実した時間を過ごせるような場所を創りたい。<br /> <br /> 不登校を、「行けない」のではなく、<strong>「自分にとってよりよい学びを選択する」</strong>ということに、書き換えていきたい。<br /> <br /> そう考え、学校に行かないことを選択した子の<strong>学びを応援する場</strong>をスタートしました。<h2>実際に設立してみてどんなことを感じましたか？</h2><strong>子どもたち同士</strong>の<strong>関わり合いの豊かさ</strong>を感じています。<br /> <br /> 少人数なので、ひとりひとりの存在感が大きく、たとえ目立たぬようにひっそりいたくても、だれひとり取り残されることはできません。<br /> <br /> コミュニケーションが苦手で、学校では貝のように閉じていた子も、周囲に刺激されて、意見が言えるようになっていきます。<br /> <br /> 逆に、主張が強くてぶつかることが多かった子は、力で押し通すことができないことを知り、妥協することを覚えていきます。<br /> <br /> 大人に教えられたから、ではなく、<strong>フラットな関係性</strong>の中でのコミュニケーションで、子どもたちはかわっていきます。子どもたちが悩みをこぼしあう姿も、よく見られます。<strong>仲間のヒトコト</strong>が、お互いの支えになっていっているように感じます。<br /> <br />  <h2>運営していて印象に残っていることがあれば教えてください</h2>学校復帰を目指してはいないのですが、結果的に、元気になって自信がつくと、進学したり、復学したり、学校に戻って行くことです。もちろん、より広い世界への旅立ちとして、とてもうれしく、応援しています。学校に行くことも、行かないことも、<strong>子どもの選択を尊重して応援する</strong>スタンスをとっています。<br /> <br /> はじめのうちは、勉強を遠ざけている子も多いですが、前を向けるようになると、次のステップに向けて、<strong>勉強と向き合うように</strong>なっていきます。本人がやりたくなったら、勉強のサポートもスタートしています。<br /> <br />  <h2>これからどのような場所にしていきたいですか？</h2>学校は行っても行かなくてもいい。<strong>苦しんでまで行く場所ではない</strong>と思います。<br /> <br /> でも、成長過程の子どもたちにとって、<strong>学びの場は必要</strong>です。<br /> <br /> 学校が合わないお子さんにとって、<strong>学ぶ場所の１つの選択肢</strong>であれるよう、より充実した学びを追求していきます。<h2>最後に、このページを見ている保護者の方々にメッセージをお願いします！</h2>周りのほとんどの子どもが学校に行っている中で、「行かない」という選択に、気持ちが揺らぐこともあると思います。<br /> <br /> でも、学校に行くか行かないかより、<strong>お子さんが笑顔で毎日を過ごせているかどうか</strong>が、<span style="color: #ff6600"><strong>一番大事</strong></span>だと思います。<br /> <br /> 迷うことがあれば、ぜひ、わかりあえる仲間を見つけて下さい。きっと勇気を得られることと思います。<br /> <br /> 私たちも、<a href="https://fs.nobiiku.com/information/nobiiku-talk-salon-futoukou2022summer">トークサロン</a>や<a href="https://fs.nobiiku.com/information/freeschool-setsumaikai-schedule-2022">入会説明会</a>、個別相談など、随時行っています。どうぞお気軽にご参加下さいね。

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