規約違反の報告はこちら 未来地図の投稿規約に違反する書き込みを見つけた方は、こちらのフォームよりお問い合わせください。 違反理由* 個人情報の投稿 公序良俗に反する投稿 宣伝・勧誘・出会い目的の投稿 自殺示唆・自殺ほう助に当たる投稿 その他、悪意のある投稿 投稿情報 該当文章 初めて投稿します。中2の娘の母親です。 うちの娘も半年ほど前にリストカットしました。すぐに気付いたのですが、「ああ、やっぱりやっちゃか…」と。 その少し前から本格的に不登校になっていたのですが(主に学校の人間関係で行けなくなっていました)、食事も1日に1食、水分も摂らない、お風呂も入らない、ずっとベッドに横になって過ごすなかで、SNSの不登校の子どもたちのグループチャットにハマり、そこに入り浸っているうちに影響を受けたのか、自分もリストカットしてみた…という経緯でした。またリストカットに加えて身体中を掻きむしり、引っ掻き傷が化膿してとびひのようになり、身体の広範囲にひどい湿疹が出来て無残な状態になっていました。 私も娘のリストカットを見付けた時には心臓がバクバクしましたがとりあえず平静を装い、2人きりになったタイミングで本人の腕をそっと触って「お母さんは、あなたの身体を大事にして欲しいな」の一言だけ伝えました。本人は一瞬バレちゃった…って顔をしましたが、何も言わず泣きそうな顔をしていました。 その後は毎日、またやってるんじゃないか、傷が増えているんじゃないかと気が気でなく、でも本人には何も言わないようにしながら様子をみていました(うるさく言うと本人が心を閉ざして何も話さなくなりそうだったのと、洗濯物が出た時に、シャツに血がついていないか確認したり、隙を見て部屋のゴミ箱のティッシュを確認したりして何となく把握するようにしました) そんなことしながら同時進行で猛烈に情報収集にあたり、別の方も書いておられた松本俊彦先生に辿り着きました。そこで当事者の心のうちと家族の対応を大雑把に掴むことができ、夫と、娘の兄にも簡単に内容を伝えて、本人には何も知らないふりをして自然に接して欲しいと強くお願いしました。 そして、松本先生とは別にもうお一人、形成外科医をされている村松英之先生の『自分を傷つけることで生きてきた〜自傷から回復するための心と体の処方箋』という本に出会ったのですが、この本に心から救われました。その本には、その時まさに私自身が知りたかったことが書かれていました。形成外科医というお立場で自傷行為をした患者さんに向き合ってきた先生の知見と、そこに通われた当事者の声、何よりも子どもの傷を見付けた時にどう対応すれば良いか(傷の処置)、そしてその傷あとがどのような経過を辿っていくのかが私にとってはとても分かり易かったのです。形成外科の視点からのアプローチと具体的な事例がとても良かった。 松本先生と村松先生の本で、ある程度自分の中で娘に対する対応のベースが出来たと思います。娘は今は落ち着いていてリストカットはやっていませんが、傷あとは茶色の線となって残っていますので、ごくたまに別室登校や部活に行く時には長い腕用のサポーターを付けています(4月に新しいクラスになったタイミングで担任、学年主任、部活動顧問、養護教諭に情報を共有し、サポートをお願いしました。とはいえ登校(教室には入れませんので別室です)出来たのは数えるほどですが)。 娘からは「あの時、お母さんに怒られると思ってたけどお母さんが何も言わないでくれて助かった」「死にたくてやったわけじゃない、ただそうすることで気持ちが少しスッキリしたんだ」と言われました。以前の私であれば頭ごなしに否定したり口うるさく干渉してしまっていたと思います。ただ、松本先生や村松先生の本をベースに娘への接し方を変え、タイミングが合った時には入浴後に腕の傷に薬を塗ったり湿疹の薬を塗ったりして、娘も少しずつ自分の気持ちを話してくれることも増えてきました。娘には、何があってもお母さんはあなたの味方だから、本当に困った時はお母さんに言ってね、とそれだけ伝えています。ただ、リストカットはたまたま今は落ち着いているだけで、またやる可能性もあると思っています。それに頼らずに乗り越えていける強さを持てるようになるのが一番なのですが… 個人的なことでお役に立てるか分かりませんが、他人事ではないと感じて思わずコメントしてしまいました。長くなりすみません。 その他、自由記入欄 この内容で送信する