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出願手続きをした通信制高校、週末に入試の面接がありました。
「落とすためではなく、いい高校生活にするための意見交換」と説明会で言われてたので娘もリラックス、当日はお昼近くの時間なのでゆっくり起きて。余裕で準備…と思ったら「ママ―黒ゴムがない」と騒ぎ出した。「（私）最近見てないなあ…」「なんで一緒に探してくれないの!!（怒）」（…以前の私なら一緒に大騒ぎして探したな。それか、途中コンビニで買っていこうと提案したかも）…そうこうするうち娘「これでいいや」と、飾りゴムの飾りを内側にして髪を結んでいた。（うん、大丈夫！）

高校の前につくと…娘と同じような大人しそうな女子が多い気がする…私の目が行くからかな。別のママさんと目が合ってお互いペコリ。一瞬（うちの子不登校なんです）（うちもです！）（高校は楽しく通えるといいですね）（ホントですね…）そんなふうに心が通じた錯覚。
近くのベンチで待っていると「終わったー」と駆けてきた娘「長所せっかく考えたのに聞かれなかった」「緊張したけど志望動機ばっちり話せたよ！」達成感でいっぱいみたい。よかった！
帰りは乗換の駅で降りて、クリスマス装飾の中、カフェでホットサンドを食べてきました。
スッキリした顔で「あーこれで３月までやることない（笑）」という娘に、思わず「いやいや…少しは勉強したら（苦笑）」とそれは言っちゃった。

…本当を言うと、私の心の底の底のどこかで（これでよかったの？）という消せない思いがある。…もう、このまま中学校に行かないの…？すぐ決めてよかったの？‥一年前には想像すらしていなかった。…少しずつサインが出ていたのに、娘の話を聞くより、いつも先回りして提案していた私。
…でも、まあ少なくとも、あの頃の自分よりも今のほうが自分を好きになっている気がしています。きっと大丈夫。大丈夫。呪文のように自分に言い聞かせている。

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