不登校でも子は育つ 〜母親たち10年の証明〜

カテゴリー 不登校・こもりむし
紹介者 暁(あかつき)
紹介文

不登校の子を持つお母さんたちのグループ「あんだんて」さんが自分たちの経験をまとめた本です。

不登校になったら、どういう日常になるの?子供にどう接したら良いの?兄弟には?先生とはどうつきあう?先に行ってる人たちは、どういう経過をたどったの?進学先は?

不登校について親が知りたいこと、がコンパクトにまとまっています。支援者目線ではないので、お説教くさくもありません。

この本は、我が子が不登校になり始めた頃、カウンセラーさんから貸していただいた本です。実はその頃は「通信制?うちには関係ないわ」な〜んて思いながら読んでいて、内容が全然頭に入ってきませんでした。今読むと「うんうん、そうだよね」と納得できるところがたくさんあります。でも当時は受け入れられなかった・・ですからこの本を手に取るたびに「それくらい我が子の不登校を受け入れるのって難しんだよね」と、思い出しています。

それにしても、2000年頃に苦労していた母親たちが2013年に出した本で、今でも十分使えるって・・学校、不登校の苦しみ、ちっとも変わっていないんですね。そのことが驚きです。

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