不登校のお子さんが言う、「全日制高校に行く・行きたい」は、親の気持ちを勝手に汲んで言ってることもあります。
親はそんなことを思っていなくても、です。
また、「学校に行けない自分はダメだ」と思ってるから、高校からはやり直したいと思って言っている場合も、、、。
いずれも、現状の自分を否定してて、更には親も自分を否定してると思ってるので、とても辛い状態だと思います。
ケチャさんも、娘さんのために色々頑張ってこられたと思うのですが、その奥底に、「これで学校に行ってくれれば」「いつか学校に行ってくれれば」という気持ちはなかったでしょうか?
私は何を隠そう、ありました。
不登校初期、外出しない次男に対して、好きなことをやらせてたら外に出るだろう、勉強するだろう、と。
結果的に、私が心の奥底でそう思ってる間は、どんどん状態が悪くなっていきました。
そんなことがあったので、今の私なら、「全日制高校に行きたい」と子供に言われても、「そうなん?行きたいなら行ったらいいけど、自分に合う ペースがどのくらいなのか、他の選択肢も考えてみたら?」「どこに行ってもいいし、違うなと思ったら転校したらいいしね。」と声をかけるかな。「ここで休んだら全日制に行けないよ」って言ってしまったら、やっぱり学校に行って欲しいんだ、、、今の自分はダメなんだ、、、って思ってしまうのではないでしょうか。
高校に行くことが人生のゴールではありません。
相談室も、行かなければならない場所なら、そこは学校と変わらず、恐怖の場所でしかないです。
お辛いとは思いますが、娘さん自身も、お母さんを裏切る気持ちはないと思います。
不登校になる子は、繊細で優しく、真面目な子が多いです。だからこそ、学校に行けない自分に苦しみます。
娘さんも、自分自身を責めていて、誰も味方がいない状態です。自分さえ自分を認められないんですから、、、。
ケチャさんがたくさん頑張ってらっしゃることは、ここの皆さんご存知で、応援してると思います。ケチャさんの味方はここに沢山いますよ。
だから、ケチャさんだけは、娘さんの味方でいてあげてください。娘さんが、また自分のことを信じられる日まで。